湿気・カビに注意
2011.06.10
はじめまして。今回ブログを担当させて頂きます看護士の水畑早苗です。
以前は一般の会社で事務員をしていましたが、小さい頃からの夢が諦められず一念発起したのが2年前・・・
動物看護士の基礎を専門学校で学び、今年の4月から看護士として働いています。
リバティスタッフになって、はや2ヶ月! 季節は梅雨真っ只中。
この時期、気になるのは やはり湿気やカビではないでしょうか。
特に食べ物に関してはこの湿気・カビは注意したいところです。
人が食べる物同様、わんちゃん ねこちゃんのフードにも注意が必要です。
今回のブログでは専門学校で学んだフードについての豆知識を書かせて頂きます。
多くの食べ物は水分含有量が13%を超えるとカビが生えるといわれています。
ドライフードの水分含有量は製造時では10%以下で作られていますが、開封してからの保存状態や保管方法によっては空気中の湿気を吸い、水分含有量が上がるとカビが生える原因になります。
目で見えるカビが生えていると分かりやすいですが、黒カビのようにミクロで目に見えないカビだと、知らず知らずのうちにわんちゃん ねこちゃんの口に入ってしまう事になります。
開封したばかりのフードだとよく食べてくれるのに、しばらくすると食べてくれない・・・なんて事はありませんか。
理由は色々あると思いますがその中の1つとして、この目に見えないカビのにおいに反応し、食べなくなっている可能性も考えられます。一度フードの保管方法を見直してみてもよいのではないのでしょうか。
そこでドライフードの保管方法の1つを紹介したいと思います。
①天気の良い日に開封する。
②ジッパー付きの袋に100gずつ分け、乾燥剤(シリカゲル)の小袋を入れる。
③空気を抜きながらジッパーを閉じ、ひとまわり大きめのジッパー付きの袋に乾燥剤を入れ、二重にする。
④家で一番湿気の少ない場所で保管する。
*袋の中の空気をなるべく抜き切る事がポイントです!
この方法で約1カ月の保存が可能です。
フードは1か月以内に使い切れる大きさのものを選ぶのがBESTです。乾燥剤は製菓材を扱っているお店で購入できますし、お菓子や海苔などのパックに入っているものを取り置きして使うのもいいと思います。ただし、乾燥剤の効果が落ちるのを防ぐため、密封した容器で保存して下さい。
湿気の多い時期が続きますので、カビ対策として参考にして頂けたら嬉しいです。
まだまだ至らないとこが多い私ですが、患者さま 飼い主さまにとって よりよい手助けが出来る看護士を目指し、日々勉強中です。
これからもよろしくお願いいたします。
以前、沖縄へ行った時の写真です☆
早く梅雨が明けてこんな青空になるといいですね~!!