お見送り
2020.12.20
こんにちは、看護師の稲垣です。
急に寒くなって、一気に冬らしくなりましたね(゜゜)
暗くなるのも早いので1日があっという間に感じます。
さて、このブログでもちょこちょこ登場していたハムスターの澄晴さんですが、実は先日永眠しまして、
私の中でも貴重で大きな経験だったので今回はそのことを書こうかなぁと思います。
寂しいですが、あまりしんみりしないように書きますね。
ゴールデンハムスターの澄晴です(^^)
9月の下旬頃 呼吸がしんどそうだったので、酸素濃縮器という 空気中の酸素を使ってケージ内の酸素を35~40%くらいに保つことができる機械を借りました。
これでいつも使っているケージが酸素室になります。
同時に投薬も開始しましたが、甘いシロップを混ぜているので、お薬は嫌がることなく飲んでくれました。
むしろ自分から飲みにきてくれます。笑
それからは約2か月ちょっと、酸素室のおかげか割と穏やかに過ごし、食欲もあまりなくなることもなく、最期は眠るような感じで亡くなっていました。
亡くなる前日までごはんも食べてくれましたし、もうすぐ2才半という年齢まで頑張ってくれたので、病気はありましたが、寿命なのかなと思っています。
よく頑張りました!
澄晴は私がお世話した初めての子だったので、ちゃんと供養をしたいと思い、
いつもお世話になっている宝塚動物霊園さんに行くことにしました。
供養の仕方もいろいろあるので、まず電話にて、葬儀の日にちや、火葬・埋葬のプランを決めていきました。
このあたりのことは元々自分の中である程度考えていたので、決めるまでそんなに時間はかからなかったように思います。
亡くなった次の日、霊園さんへ。
受付を済まし、数珠と六文銭を受け取りました。
どちらも亡くなった子に持たせるものですが、数珠は人用くらいのサイズだったので、
澄晴に持たせると担ぐ感じになってしまいました。笑
六文銭は、三途の川を渡るときにいるお金だそうです。
紙に包まれていましたが、出してもいいですよと言ってくださったので、紙から出して持たせました。
こんな感じです。
それから、順番が来るまで少し待ったあと、お経を読んでいただくところへ。
お経を読んでもらうまでの間、写真を撮ってもいいですよと言ってくださったので、お言葉に甘えて少しだけ撮りました。
位牌に「愛小動物澄晴號」と書いてあります。
あいしょうどうぶつすみはるごう。ちょっと強そうです。
愛「犬」、愛「猫」にあたる部分が、ハムスターなので「小動物」になるそうです。
「號」は、「様」と同じ意味だそうです。
私はこのようにしてもらいましたが、「小動物」を「ハムスター」に変えたり、
「號」も「くん」や「ちゃん」に変えることもできるようです。
すご~く立派なところでお経を読んでいただきました。
真ん中あたりに写真があるの分かりますでしょうか…。
事前に写真を持って来てくださいと言われていたのですが、こんな感じに使われるとは思っていなかったので、
あんなところに写真が!と、ちょっとびっくりしました。
お経を読んでもらったあと、写真を返してもらうときに「かわいい子ですね(^^)」と言ってくださったのが嬉しかったです(;;)
そのあとは移動して、スタッフの方ともう一度プランなどを確認し、お会計をしました。
それから、火葬へ。
最初に、焼くと文字が浮かび上がるという炭にメッセージを書いたり、紙に自分のにおいをつけることで、
亡くなった子が安心していけるようする、かおりふだというものを一緒に棺に入れました。
(写真がないので分かりにくくてすみません…!)
これが最後のお別れになるので、少し時間を作ってもらったあと、いよいよ火葬です。
今回私は個別火葬をお願いしたので、終わるまでしばらく時間をつぶすことになりました。
休憩所です。
「ねこちゃんが室内に入らない様ご注意下さいませ」
??? ねこちゃんがいました。
最初、ぬいぐるみかロボットかと思いましたが本物でした。
霊園さんの猫ちゃんでしょうか。かわいい子でした。
そんなこんなで休憩所で休んだり、少し外をブラブラしていると、火葬が終わりました。
感想…すごく小さい!
骨になってしまったので、さらに小さく感じました。
これが、尾てい骨、指の骨…と説明も聞きましたが、う~ん小さい。
お骨拾いもしましたが、小さいのでなかなか掴むのが難しかったです。
ちなみに、火葬前に私が炭に書いたメッセージもくっきりと浮かび上がっていました(゜゜)!
そして、お骨を入れた骨壺を持ち、移動。
埋葬は、合同埋葬にしたので、他のお家のわんちゃんや猫ちゃんたちと同じお墓です。
お線香をあげたりしたあと、骨壺からお骨を出して、スタッフの方と一緒に重たい蓋の奥へ埋葬という形になります。
これで葬儀が終わりました。
私の場合ですが、大体2時間少しくらい?で終わりました。長かったような早かったような…。
待ち時間の間に撮った写真。見晴らしが良かったです(^^)
この日は天気も良くて、いい時に送り出せたなぁと思います。
悲しくはないですが、しばらくは寂しいな~と思います。
私自身も初めての経験で、初めて知ることに驚きつつも最後のお別れということで、
悲しかったり寂しかったり、でもスタッフさんの温かい対応が嬉しかったりと、
葬儀の間はなんだかよく分からない涙を流しまくっていました(;▽;)笑
リバティのスタッフにもたくさんお花をいただきました。
お花のお世話、頑張りますヽ(^o^)ノ
今回、少し長くなってしまいましたが、霊園さんのことを書いてみたので、
どんなところかな?と気になっている方の参考になりましたら幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!